子連れでベトナム:小学校選びをどうしよう?我が家の場合(2018年ハノイ)

仕事で、結婚で、移住で・・・さまざまな形で、日本から、そしてあるいは他の国から日本人が家族でベトナムに住むことになるケースはもはや少なくないでしょう。

子供を連れてとなると、最も気がかりとなるのが教育の問題です。駐在で行く場合は先任者から聞くことができるので、参考情報も手に入れやすいですが、そうでない場合には1から情報収集しなければならないので、なかなかの労力と時間がかかります。

ここでは、日本から小学生を連れてハノイに滞在することになった私が、自分が実際に調べて学校を決めた経緯についてまとめてみました(情報は2018年時点のものです)。

日本(または海外)からベトナムに来る小学生が行く学校

ベトナムの学校教育システムには、現地校のほか、外資合弁、公的機関に属する学校が存在しています。このうち、現地校に関しては、ベトナムの法律上外国人の途中入学は認められておらず、現地校に入るには小学校一年生から、そしてベトナム語は学習に支障がないレベルを身につけている必要があるとの事。

そのため、ベトナムに来る日本人子女は実質的にインターナショナルスクールか、日本人学校か、という選択になります。

インターナショナルスクール(4校)の比較

ハノイのインターナショナルスクール

ハノイには、「インターナショナル」と名のついた学校はローカル校、合弁校含めたくさんありますが、日本人に多く選ばれてきたのは以下の学校です。

お勤めの場所や家を借りる場所とどのような距離感なのか、というのがまず気になる点の1つですので、地図をつけました。

United Nations International School of Hanoi (通称UNIS)
西湖の西北、シプチャーという都市区にあります。

Hanoi International School (通称HIS)
日本大使館の、道を渡った向かいにあります。

Concordia International School Hanoi
中心部よりむしろノイバイ空港の方に近い、Van Triエリアにあります。

British International School
ハノイの西側の都市区、My Dinhエリアにあります。

インターナショナルスクールの簡単な比較

以下に、簡単な比較表をつくりました。なお、学費にかんては純粋にtuitionのみで、諸費用は除いています。

学校名母体開校年日本人
児童数
入学金年学費
(学年による)
UNIS
(幼稚園ー高校)
国連系1988年89人約10万5千円約254万円
HIS
(幼稚園ー高校)
英系1996年19人約11万2千円約222万円
Concordia
(幼稚園ー高校)
米系2011年31人約9万6千円約232万円
BIS
(幼稚園ー高校)
英系2012年30人約31万8千円約222万円
・HISの入学金は保証金として。
・学費は学年によって異なるので、ここでは平均をとっています。
 ・学費支払いはドンまたはドルですが、分かりやすいように円換算しました。

参考:外務省 ハノイの学校一覧表

手続について

手続のプロセス、入学試験の詳細、手続に必要な提出書類などは、学校によってだいぶことなるので、それぞれの学校のHPを確認し、問い合わせていくのが確実です。最近では、オンラインフォームから質問・アプライができるようになっています。

以下に、この4校の出願(apply for admission)方法が記されているページをリンクしました。

近年外国人が増えているので、学年によっては「空き待ち」との状態もあるようです。また随時入学が可能なのか等については学校によって異なるので、これについても注意が必要です。

HPに書いてあることが常に最新というわけではないし、自分の知りたい「実際のところ」が載っているわけでもないので、とにかく個別に問い合わせてみないと分からないのですよね。

ちなみに、私が一番知りたかったのが、英語のレベルがまだ低い子供が入った事例について、英語の補講のこと、学年歴(休みがどんなスケジュールであるのか)でした。

実際問い合わせてみた

私は上記のうち、HIS、Concordia、そしてSt.Paul American Schoolという学校にメールを送り、受け入れ可能性について聞いてみました。しかし、返信をくれたのはConcordiaだけ・・・。どういうことやねん!(なお、メールは英語・ベトナム語併記で送っています)。

そもそも届いているのか?タイミングが悪かったのか?その学年がいっぱいだから返事がこなかったのか?こちらには知るすべもありません。

Concordiaからは、日本人のご担当の方からメールを頂いたのですが、とっっっても親切で、こちらの質問に対してとても丁寧にアドバイス下さいました。子供を預ける教育機関ですから、このように誠実な対応をして頂けるところになら子供を安心して預けられる、と思うのが親の立場からの正直な気持ちです。

ハノイ日本人学校

一方、日本人学校はハノイの西エリアにあります。

学費について

  • 入学金 800米ドル
  • 授業料 440米ドル/月(原則として各学期分一括で納入)

その他、

  • バス代 140米ドル/月
  • PTA会費 65,000ドン

がかかります。インターに比べたらありがたい値段ですが、日本の公立学校に比べるとやはりかなり高いですね。

なお、児童数に関しては、学校のHPにも、海外子女教育振興会のHPにも掲載されていませんでした。

手続について

編入学を希望する場合は、問い合わせメールアドレス(hennyugaku(アットマーク)jshanoi.com)に連絡をし、手続に関する指示を受けます。

日本から行く場合には、在籍する学校で以下の書類を作って頂く必要があります。

  • 在学証明書
  • 指導要録の移し
  • 健康診断票、歯の検査票

なお、本来であれば、これらの書類は日本の学校→海外の学校へ郵送されなければならないものですが、ベトナムは郵便事情が良くないため、父兄が受け取りハノイに持参する必要があります。

これらの書類をハノイに持参し、学校に指定される「面接日」に子供と訪問する、という運びになります。

参考:ハノイ日本人学校HPの「編入学の概要・流れ

まとめ

我が家は、諸事情をいろいろ考慮した結果、結局日本人学校を選びました。

家から学校までの通学時間、子供の英語のレベル、学費について、今後の教育方針・・・それぞれのご家庭によって考えるポイントは違うと思います。できることなら、なるべく現地を訪問して、雰囲気を理解した上で決めたいものですが、事前に現地に行かれるというケースは少ないのではないかと思います。

現地に知り合いがいていろいろと聞くことができればいいのですが、そんなケースばかりではないですよね。不明・不安に思う部分は、ベトナムに行く前に解決しておきたいですし、そのためには学校の対応の迅速さも選ぶポイントになるかと思います。

海外赴任が決まったら、子供の教育の件はお母さんが主体となって調べたりすることが多いかと思いますが、この記事を見ていただいた方には、情報探しがスムーズに行くことを、同じ子を持つ親として願っています。




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ABOUTこの記事をかいた人

たましあです。アラフォー2児の母。国内でも海外でも働けるような、そんな環境を手に入れるため、学校に通いつつ、英語を学びなおしています。自分が楽しいと思うことをやり、言いたいことを言うために、じりじりと邁進中。