ハノイ旅行1 子供へのお土産&大好きローカルフード




2016年3-4月にかけて、11年ぶりにハノイに行きました。調査出張というか、観光目的ではなかったので、街をぷらぷらとかはほとんどしませんでした。

でも、日本で待っている子供達へのお土産は、気合い入れて買っていかないといけない。そして地場の料理が大好きな私はローカルフード屋めぐりははずせない!ってことで、ここではそのあたりのことを記します。

ハノイで買える子供のお土産、どんなものがある?

子供へのお土産、悩みますよね。待っててくれている子供のために、喜んでもらえるものを買って帰りたいと思うのですが、なにせ何をどこで買っていったらよいのやら・・・。

おすすめはLuong Van Can通り

私の記憶にあるかぎり、おもちゃが買えるところと言えば、Luong Van Can通り。別名、おもちゃ通りです。その名のとおり、道の両側におもちゃやさんや子供服やがずらっと並んでいます。

場所は、ホアンキエム湖のちょうど北側なので、行きやすい場所かと思います。とりあえず、そこに行けば何か見つかるはず!と思い、行ってみました。

どこのお店も、だいたい置いているものは同じなので、ぶらぶら眺めつつ、これがいいなと思ったものは値段を聞いてみます。買うか買わないか、値下げ交渉をするかしないか、は全部買い手次第なので疲れますが、商業施設で買うよりも安く、そしてチョイスも多いので、まずは「おもちゃ通り」に行かれてみることをおすすめします。

で、今回、旧市街あたりで購入した子供へのお土産はこんな感じ。

娘にはサンダル、髪飾り、麦わら帽子。おままごとやお人形など、女の子のおもちゃもたくさん売ってたけど、もうそういう年齢でもないので、ファッション系のものを。女の子のサンダルは一足1200円程度。麦わら帽子は500円ほどでした。

息子にはレゴ(偽物と思われ)とライトセイバー。剣が好きな息子には、ライトセイバーが大当たりでした。

レゴは日本に帰った次の日にぜんぶ作らされましたよ。。。微妙にはまりにくいのがあったのは、パッチもんだからなのか?

ライトセイバー220,000ドン(約1100円)、LEGOのぱちもん230,000ドン(約1150円)なり。総じてみると、男の子のおもちゃが割安に思えたかも。

子供へのお土産、こんなものもいいかも?

日本に帰国した後、娘に写真を見せたら、「これ欲しかった〜」と言われたのがこれです。

え、これ?ていうかこれ何?貯金箱?割れ物だし大きいし、さすがに持って帰れないな。。。

よく見ると、ぶたさんだけじゃなく、違うのも紛れてますね。

ベトナム旅行で子供連れなら、こんなとこでも遊べるかも

商業施設にはたいてい、ゲーセン&プレイランドのようなものが入っていました。


こういうところがあれば、子供を遊ばせられるなあ。でもそれだと、やってること日本変わらないか??でも、まだ小さい子供なら、観光に連れ回されるより、1回でもこういうところで遊べたら楽しいかもしれません。

tini worldっていうお店らしい。thieu nhi(小児)と英語のtiny(小さい)をかけてるんだろうかと勝手に想像。

ハノイのローカルフードめぐり

そして、今回ハノイへ行くにあたって一番念入りに調べたのがローカルフードです。なにしろ、ハノイは11年ぶりの訪問なので、お店のようすも随分違っているに違いありません。

お店探しの際によく参考にしたのが、LOZIというベトナムのサイト。これは、食べ○グとホット○ッパーと企業広告が混ざったような、なかなかカオスなサイトなのですが、何がおもしろいって、ベトナム人の口コミが読めるんです。

検索窓に、自分が食べたい食べ物の名前や、通りの名前(英語表記で可)を入れて検索すると、口コミつきで写真がいろいろ出てきます。サクラ的な書き込みもまあ見受けられるんですが、感覚的に情報が得られやすくておもしろいなあと思います。

おかゆ(chao)

で、このおかゆは、そのサイトで見つけたおかゆやさん。

「やさん」って言っても、店構えはない路地めしやです。
NYチック(笑)な壁沿いに、食事時には、多いときでは座る場所がないくらい客がずらっと並んでいます。

chao suon (チャオ・スオン:豚肉出汁のおかゆ)

おかゆといっても、米粒はまったく姿がなく、ほぼ糊状態。
でも、揚げパンと、上にのっかってるいかくんみたいなものの塩気がまじって、日本にはないおもしろい味わいです。
体が疲れているときは、これくらいの優しい食べ物がちょうどよかったり。13,000ドン(約65円)

場所:Ngo Huyenの入り口

青いパパイヤのサラダ

nom bo kho (ノム・ボー・コー:青いパパイヤの千切りとビーフジャーキーの和え物)

代表的なストリートフード。店構えもなかなかきれい。あとで友人に聞いたら、ここは流行っていて有名な店らしいです。

どおりでおいしいはず!甘いヌクマムのたれがおいしすぎて、あとに残った汁を飲み干す勢い。35,000ドン(約180円)

場所:23 Hoan Kiem

ベトナムステーキ

banh my bit tet (バイン・ミー・ビッテッ:ビーフステーキとパン)

私的にはずせない料理。薄切りのステーキ肉とハンバーグが、油が飛び散るほどジュージューな状態で運ばれて来きます。
油にバゲットをひたして食べるのがうまうまです。

昔は2皿イケる勢いだったのですが、軽く胃もたれしてしまいました・・・。でもやっぱり好き!

場所:Hoa Ma通り

ブンボー・ナムボ

bun bo nam bo (ブン・ボー・ナムボ:南部のブンボー)

“南部″ってつくけど、実は南部にはこういう料理はないんです。南部には、似ているけどちょっと違った感じのbun thit nuongという料理があります。

昔、Kim Lienという地区に立ち並ぶローカル店の1つに、とてもおいしい南部ブンボーのお店があったのですが、Kim Lienが区画整理されて、ローカル店が全部つぶされてしまっていました。

どうしても食べたくて、結局ガイドブックにも載ってるこちらへ行ったのですが、量が少なく割高。60,000ドン(約300円)。ありえない!とプンスカしながら食べてました。でも好きなんだよね・・・この料理。

場所:Hang Dieu通り


ブン・チャー

bun cha (ブン・チャー:ブンとつみれのつけ麺)。いわずと知れたハノイ名物で、私がハノイで一番好きな料理です。名物ゆえにお店もたくさんあるんですが、味はまちまちです。

つけだれの味、そして豚肉(三枚肉)が油っぽくないか、肉団子が硬くないかなど、私的なチェックポイントが多いので、はずれるとかなりがっかりしてしまいます。

そんな私のおすすめは、フエ通り1番のQuynh Ngaというお店です。

でもこの時はそこまで行く時間がなかったので、旧市街のお店で手を打ったのですが。

こんなかんじ。私は、nem(揚げ春巻き)はほとんど頼みません(おなかいっぱいになりすぎてしまうので)。
ここのは汁の味がちょっと薄かった・・・。大好物なだけに、残念でした。30,000ドン(約150円)。

場所:ハノイ大教会のすぐ北側

バイン・ゴーイ

banh goi (バイン・ゴーイ)

ひき肉や春雨、きくらげなどが入った揚げ餃子。あまりにおいしくて、滞在中、2回も食べてしまいました。

banh goi は1個9000ドン。「一人前」と頼むと、2個出てきます。nem(揚げ春巻き)は1本11,000でした。

お持ち帰りも可能なので、持ち帰ってホテルで食べるものいいかも。

場所:Ly Quoc Su通り

バイン・ミー(ベトナムサンドイッチ)

banh mi trung (バイン・ミー・チュン:卵入り、フランスパンのサンドイッチ)

私は、ハムとかはいらなくて、いつも卵だけのものを注文します。焼き卵と、大根と人参のなます、香菜が入っています。

ここのは、卵の香りもなますの味もなんだか薄くて、いたって普通の味でした。12,000ドン(約60円)

場所:Ly Quoc Su 通り

チャー・カー・ラー・ヴォン

cha ca la vong (チャー・カー・ラー・ヴォン:雷魚とねぎのあげつけ)

ハノイ名物。ブンという米麺に、この油ぎっとりの雷魚とねぎと香菜の炒め物をかけて食べます。

黄色いのはターメリックの色。ああビールがすすむすすむ!

場所:Cha Ca通り

フォー(pho Ly Quoc Su)

pho ga (フォー・ガー:鶏肉のフォー)

旅行者が多く滞在している教会エリアにあるフォー屋さん”10 Ly Quoc Su”はとても有名です。いつもベトナム人でにぎわっていますね。

私がこの日行ったのは、人文社会科学大学の近くにある支店でした。

チェーン展開しているフォーやさんの味はあまり好きではないのですが、ここのは味はなかなかおいしかったです。
とくに、揚げパンの風味がよくってさくさくしていて、たくさん食べてしまいました。

バイン・クック

banh khuc (バイン・クッ:緑豆の入ったおこわ)

これも食べたかった懐かしの味。どっかで売ってないかなーと思っていたら、朝旧市街を歩いていた時に「banh khucだよー。熱いよおいしいよー」と売り歩くおばあちゃんに偶然遭遇。思わず買ってしまいました。

でも、私が食べたことのあるのと違って、まわりのもち米はおこわではなく、おもち状になっていて、なんかの葉っぱが練りこんである。よもぎ色してるけどよもぎじゃない。なんだろう。

でも、中の具(緑豆と塩気のある豚肉)とのマッチはまさに懐かしの味。10,000ドン(約50円)

ブン・タン

bun thang(ブン・タン:五目のブン)

ハノイ料理です。ブンという米麺に、錦糸卵、鶏肉、ネギなどが入っています。

LOZIで評判が良かったから行ってみたんだけど、ここに関してはなんだか水がよくないのか、スープにクセがありました。小(25,000ドン)か大(35,000ドン)か選べるようになっていました。

場所:Hang Trong通り

ワンタン麺

mi van than(ミー・ヴァンタン:ワンタンメン)

何気に豪華。エビ2尾、貝、豚肉もたっぷり。大きい野菜も入っています。貝や椎茸の出汁がよく出ていて、複雑な味。食べごたえもしっかりあり。

この店、よく繁盛していました。場所柄、観光客もいるけど、ベトナム人の方が多いように見受けられました。

これはなかなかのヒット。住んでたら通いつめるかもしれない、と思ったほどです。45,000ドン(約230円)。

場所:Hang Bong通り

皿めし

com tam (com tu chon:自分の好みで選ぶ皿飯)

この時は、約10日ほどの滞在だったのですが、日本に帰る前日に、初めて白米を食べました。

おかずは、揚げ豆腐とトマトの炒め物、空芯菜の炒め物、豚肉の角煮。自分の好物ざんまいです(笑)。葉っぱのスープもおいしい!

これで30,000ドン(約150円)ですから、安いな~。

場所:Phu Doan通りの始まりの方

まとめ:ローカルフードはおいしくて安い

以上がこの時の旅行で現地で食べたベトナム料理になります。

1人で行ったので、かなり地場密着型の食事になっていました(笑)。

基本的に、ベトナム人の人たちで賑わっているお店は、はずれがないと思います。ただ、値段がはっきり表示されてなかったり・・・ということもあるので、相場がだいたいこんなもんか、というような手がかりを提供できたなら嬉しいです。

外国人観光客が行くようなレストランも、もちろんおいしいし、雰囲気もいいのですが、安くて手軽に食べられるローカルフードは、現地の食文化がそのままかいまみれて魅力的です。

まだまだ食べたことのない料理もあるので、これからもいろいろトライして行きたいと思います。




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ABOUTこの記事をかいた人

2児の母。何を血迷ったかアラフォーにして大学院に入り、博士号取得。一時期専任になるも現在は非常勤講師。自分が楽しいと思うことをやり、言いたいことを言うために、じりじりと邁進中。