ハノイ日本人学校の面談終了:来る前には分からなかった事とは




ハノイ日本人学校に編入する場合、手続きに関するやりとりは教頭先生をはじめとした先生方と行い、持参すべき学用品や必要書類などに関する情報をいただくことになります。

それとあわせ、自分でHPを見たりして情報を補完していくのですが、やはり全てがクリアに分かる訳でもありません。いろいろ聞きたいんだけど、でも細かいことについてメールで何度も聞いていても忙しい先生方には申し訳ないし・・・という気持ちも生まれてしまうのも確かです。

ここでは、我が家が実際にハノイについて、日本人学校の面談の日に「初めて分かったこんなことやあんなこと」についてまとめました(2018年時点の情報です)。

面談の内容とは?

ハノイ日本人学校に編入するにあたっては、ハノイ到着後、実際に学校に通い始める前に、「面談」を受けなければなりません。

この「面談」の内容が今イチ分からなかったのですが、まあ聞くほどでもないかなぁ・・・と。子供にも、「面談があるよ-」とは伝えていたのですが、子供は「面談って何やるの?答えられなかったらどうしよう!?」と不安がっていました。

なので私は、「たぶんそんな難しいことは聞かれないよ。好きな教科は?とか、好きな食べ物は?くらいじゃない?」なんて言っていたのですが。

面談日に学校を訪問すると、まずレクリエーションルームのようなところに通されました。そして、親に対して学校の書類とPTAの書類が配布され、提出書類の説明を受けます。そして、子供は別室に招かれ、いよいよ面談、となるのですが。

時間にして15分~20分くらいだったでしょうか。戻ってきた子供達の顔がひきつっています・・・。下の子に関しては、涙をぬぐった跡があります。内心、(何が起きた!?)とびっくりしました。

面接の様子を聞いてみると、まず前に3人(女性1、男性2)の先生方が並んでいて、先生方に、じっくりと観察されたようでした(児童心理士の先生が含まれているとのこと)。

長女曰く、「女の先生は『緊張しないでも大丈夫よ~』って言ってくれたけど、男の先生には無言でじっと見られて怖かった・・・」と・・・。長男(泣き虫くん)は、、途中で緊張しすぎて涙が出てきてしまったそうです。

うちの子達はお受験などはしたことがなく、大の大人3人に対面して何かを聞かれる(あるいは試される)ということは初めての経験だったので、うちの子達の性格から察するに、さぞかし緊張したことと思います。「もう2度とやりたくない!」と言っていました。

内容は、私が想像していた、「好きな食べ物は何ですか~?」(のんき)とかでは全くなかったようです。例えば、

  • 紙に自分の名前、生年月日を元号から記し、学校で期待していることを、「なるべく長く」書く。
  • これからの生活で楽しみにしていること、不安に思っていることを、口頭で説明する。
  • 好きなスポーツを挙げて、その理由を話す。
  • 短いお話を読んで(時間制限あり)、要約して口頭で伝える。

「緊張して、何聞かれたか覚えてない!」という事でしたが、こんなようなことだったようです。

聞いてた話とちと違う

2学期からはプール学習なし

持参すべき学用品のところに「プールの用意一式」があったので持ってきたのですが、2学期は運動会の学習などが始まるのでないそうです。かさばるプールバッグ、知ってたら置いてきたのになぁ。。。

9月中は、お楽しみランチが頼めない

週3日のお楽しみランチ。9月の注文とりは終わってしまっているとの事。私は9月はまるまるお弁当作りをしなければなりませんのですね^^; 食材が思うように手に入らない異国の地での毎日の弁当作り、想像しただけでしんどいです。

体操服は自由

体育の授業の際に使う体操服については、上のシャツは学校指定の物を購入しないといけない、と書いてあったので、下のズボンだけ持っていき、上のシャツは持って行かなかったのですが、なんと今年から(今学期から?)指定制はなくなり、なんでもよくなったそう。分かってれば今の体操服持って行ったのにな~(我が家は数年単位の滞在予定ではありません)。1着19万ドンで購入。

校則が少し厳しめ

厳しめ、というのは、あくまで地方の公立小から来た私たちの感想です。きちっとした校則があたりまえの私学から来られた方はまた違う感想を持たれるとは思います。

  • 上級生には敬語を使わなければならない
  • 名前はさん、くん付け。あだなでは呼ばない
  • 女の子は肩より長い髪の場合は結ぶ。ゴムは黒か茶色のみ

などの規則は、のほほんとした自由な小学校からきたうちの子達にとっては、なかなかのカルチャーの違いです。

まとめ

以上、ハノイ日本人学校に実際初訪問してみて分かったこと、感想をまとめてみました。

各教室を見せて頂きましたが、教室はきれいで芝の運動場も広く、いい環境の中で落ち着いて勉強ができそうな感じでした。図工、音楽、英語などの専科の先生も多く、教育の面でも親としては子供の成長が楽しみです。

日本人学校のあるMy Dinhエリアは、私が以前住んでいた15年ほど前は本当に郊外(へんぴとも言う)で、原っぱ主体のエリアと言っても過言ではありませんでした。それが今では学校の目の前に高層ビルがボンボンボンと建ち並び、学校の生徒数も右肩上がりで増加しています。それだけ経済が発展し、それに伴い日本人や日越ダブルの子達が増えているんですね。

学校には、ベトナムの子達との交流授業もあるようですので、我が家の子供達が何を感じ、何を得ていくのか、親としては楽しみです。お弁当作りは大変だけどね笑。慣れない環境だけど、かあちゃんもがんばるよ!




2 件のコメント

  • はじめまして。
    4月からハノイ 日本人学校へ通う事になっています。今、日本から引越しの準備真っ只中でほんとにどのようなものを準備すれば良いのか…探している時にここを見つけました。
    面談…そんな感じなんですね。
    やはり、子供達もきちんとした服装で
    受けるようなお受験のようなものなのでしょうか?すみません…わからない事ばかりで(-.-;)

    • あやまお様
      ご返信が大変遅れ大変申し訳ありませんでした。既にハノイに赴任されていることと存じますので、私からここで何か申し上げることは避けますが、お子様が健やかに過ごされることを心より願っております。

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