ちまたでは、2018年中にiPhone SE2が出るとかでないとか噂されれている中で、なんと私はiphone SEを買ってしまいました。Apple公式で39,800円なり。
え、なんで今さらSEなの?と思われるかもしれません。
私がよく楽しく拝見しているサイト「Apple信者1億人創出計画」さんでも、「今の購入は絶対待った方がいい」と断言されています。そんな中で、買っちまった私。
なんでかって言うと・・・それは、「海外に行くのに持って行きたいから」です。ちなみに、いまだにガラケー使いの私。なので、海外で使うSIMフリーのスマホが必要だったんです。
でもそもそも昔はApple製品はそんなに好きじゃなかった私。正直、数年前まではiPhoneなんて全く興味がなかった。
それなのに、SIMフリー携帯は他にもある中で、なんでiPhoneなのか、って話にもなってくるので、そのあたりも含め少々おつきあい頂ければ嬉しいです。では以下!
私とApple製品の出会いとつきあい
1996年
今から遡ること約20年前。私はアメリカに留学していました。アメリカでは、しょっちゅう宿題にレポートが課されて、その度に大学のPCルームにひきこもって深夜まで課題をやるような毎日でした。
PCルームは全てWindows機。でも、当時つきあっていた彼が、部屋にMac(Power Macintosh)を持っていたんです。彼いわく、「Windows is dumb(ウィンドウズはアホ)」 正直私は最初、何言ってんのこの人、と思いました。
でもレポートをやる際に、時々彼のMacを借りるようになりました。最初は独特のマウスにも慣れなくて、使い勝手も全然違うので、「うーん・・」という感じだったんだけど、使い続けるうちにMacの機能のシンプルさに「これもありなのかも」と思うようになりました。
2008年
それから時はぶっ飛んで10年経ち、長女が生まれました。そしてある日、主人がiPod classicを買ってくれたんです。それまで、カセットウォークマン、CDウォークマンと使ってきた私が、久しぶりに持った音楽プレーヤーでした。
ただこれが最初は慣れなかった!iTunesにCDを入れて、同期?・・・同期って何?
iPodとPCを線をつなげたとたん、iPodにCDのコピーが始まっている!?
なんか、これまでとは発想の違う新しい機器に、自分のアタマがついていけなかったんですよね。
それだけじゃなくて、なんだかiTunesのインターフェースもどうも私には使いにくかったし、iPod本体のくるくるまわすところとか、なんかもうちょっとやりようがあるんじゃない?
アメリカさんが作るものってやっぱり馴染めんわ、とか思ったりしていました。
でも当時、小さい子の子育てに大変な思いをしていた中、iPodに取り込んだ動画を皿洗いしながら見たりなんかして、ずいぶん新しい気分転換を与えてくれました。
2015年
ここが大きな転換点になります。主人のお母さんが、使わないわ、と言ってiPadをくれたんです。
初期化して、自分のAppleIDと紐付けました。でも、作業したりネットしたりはほとんどPCを使っていたので、iPadは家の中だけで、家のwifiにつなげてたまーにネットを見たりする程度。
出番はあまりありませんでした。
でも、大学院に入って論文(pdf)を読むようになってから知ったんです・・・なにこれクソ便利。
pdfをダウンロードして、MetamojiNoteで開いて、pdfファイルにメモを直接書き込む・・・という一連の動作が感覚的にできてしまうことに、一種の感動を覚えます。
ファイル管理が不便なのは難だけど、とにかく多読するという作業がものすごく楽になったんです。
PCで読むときは、とにかく下にスクロールしなければなりませんが、iPadだと、ページをめくるようにしてサッサと読める。
wifi環境になくても、ダウンロードしたpdfは読めるので、外に持ち出す機会も増えました。
2016年
ベトナムに海外調査に行く際に、選んだパートナーはPCではなくiPadでした。
そしてなんと、iPadを録音機代わりに使います(笑)。
インタビュー調査をしないといけなかったんですが、わざわざICレコーダーを買わなくても、iPadでできるんじゃ?と思ったんです。
使ったのはプリインストールされていた録音アプリ。
実際にインタビューする時には、ポンッと机に置いて、指一つで録音開始、終了。mp3で記録して、あとで文字起こしをします。録音品質も問題なし。
持参したAnkerのキーボードに立てて、録音データはイヤホンで聞きながら、ワード(アプリ)を使って文字起こし。
録音データは大事なので、ipadに挿せるUSB(iKlips)に移して管理。ああ、なんて便利なんだ・・・。
2018年
銀行の口座管理はほとんどiPadからやるようになり、iPadが母艦のようになってきたので、外に持ち出すのが怖くなってきた現在。
そして我が家は週1回日曜日、子供たちがYoutubeを見たりマイクラをしていい日にしているので、子供たちも立派なipadユーザーになりました。
なんでAndroidじゃなくてiPhone買ったの?
それはずばり、iPadを持っていたからです。
もしiPadを使っていなかったら、iPhoneはチョイスしなかったと思う。
でもiPadの超絶便利さを知ってしまったので、同じような感覚で使えて、データのやり取りもiCloudを介してつながれて、データのバックアップもとりやすいiPhoneが選択肢に躍り出たんです。
実は今私は、ガラケーと格安スマホの2コ持ちをしています。
2コ持ちといっても、スマホは家の中でwifiをつかまえて使っているだけですが。このスマホは、2016年に海外調査に行くときに中古で買った、FreetelのPriori2です。
このFreetel、まだまだ現役で活躍してくれているんですが、もはや容量がなくアプリが更新できなかったり、写真の質がよくなかったりで、使い勝手がちょっとずつ低下してきてしまいました。
海外に持って行くものには、前述のように、録音機能が欲しい。
でもiPadはもはや外に持ち出すのをなるべく避けたい。
ってことで、録音機能・カメラ機能が優れていて、iPadと同期できるiPhoneがすぐに欲しい、となったんです。
なんでほかのiphoneじゃなくてSE?
で、iPhone SEを買った次第。でもじゃあなんで他のじゃなくてSEだったのか?というと、
- 比較的安かった(重要)
- 小さくて軽かった
- イヤホンジャックがあった
ですね。SEの利点そのまんまです。
海外から日本に帰ってきても、私は当分、ガラケーメインで使うつもりです。
なので、ガラケーとスマホの2コ持ちをするならスマホは小さいほうがいいと思ったし、メインはiPadなので、iPhoneはあくまで外出時の調べもの用にするつもりだったから(なんかもったいない使い方かな^^;)。
iPhone SEを使ってみての感想
メリット
小さい!軽い!が最初の感想ですね(笑)ガラケーと比べても、ほとんどかわらない感じ!?

あとは、「やっぱ便利・・・」です。
iPhoneで撮った写真がipadで見れて、写真の編集も大きな画面で楽々できる。
iPhoneでダウンロードしたアプリが、ipadにも表示される(感動)。
iBooksに入れたpdfも、Kindleに入れた本も、両方の端末から簡単に見られる~。
冒頭の、「Apple信者一億人創出計画」さんでも、2018年にiPhone SEを買ってもいい人として、「iPadをヘビーに使っている人」と記されていましたが、私がまさにそうで、便利さの相乗効果が得られています。
そして、コントロールセンターの便利さ。
iPhoneを使っている人には当たり前かも知れないけど、これめちゃ便利ですね。アンドロイドでは考えられない。
デメリット
文字が小さい。まあこれは初めからある程度分かってたことですが。
文字を大きくして、太字にしても、それでも若干小さいかな~。画面自体が小さいので、やはり長時間見るのはなかなかキツイです(私は)。ローマ字キーボードも、ちっちゃい。だからミスタイプけっこうやっちゃいます。
まとめ
Apple製品に懐疑的だった私ですが、今では大好きになってしまいました。
時代が私に追いついた、ではなく、私がようやくAppleの意図に追いついた、のかもしれません(笑)
2008年に買ったiPod Classicは、今や音楽好きの娘の大のお気に入りになっています。
2012年版iPad第4世代も現役真っ盛り。家族で楽しく便利に使っています。画面が大きいから、ソファで2~3人で肩を寄せ合ってくっついて、あーだこーだ言いながら写真見たりYoutube見たりできるんですよね。
そう考えると、私だけじゃなくて、一緒に使う家族にとってもなくてはならない物になってるんだなーと気づきました。
物持ちが良すぎますかね。もともと、私は物はあまり買い換えないんです。使えるうちは使う主義。でもそれだけ長く使えるってことは、Apple製品、クオリティもしっかりしているってことですよね。
ただ電子機器、いつかは経年劣化により不具合が生じてしまうでしょう。
でも、データはiCloudに収めてあるし、新しい機器に引き継ぐ時も現状回復が簡単にできる。それがストレスなくできることが、このデバイス達を安心して使える理由の1つなんです。
iPhoneも頼もしく海外生活を支えてくれることでしょう。ひったくり防止に、手首にかけるストラップもつけました。
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